トマトはかけ算だ、どんなに陽差しがあっても土がゼロなら美味しくない

広告




くだもののようなトマト

上の写真は、福島のビニールハウスで栽培されたトマト。
先日、手伝いに行ったときの写真です。

ビニールハウスは一つ全長100m以上あり、全部で5棟(という単位で良いのかな?)あります。

栽培されているのは、全て桃太郎トマトです。
私の相方の実家が農家を営んでおり、いつもご馳走になっているからと手伝いに行ってきたわけです。

その時、親父さんにプレゼントしたトマトの本がこちら。

トマト本 (エイムック 1511)

出版社:エイ出版社( 2008-04-24 )

定価:

大型本 ( 144 ページ )

ISBN-10 : 4777909816

ISBN-13 : 9784777909810


純粋なトマトの甘み

桃太郎トマトには、その中でも細かく品種があるそうです。
この本に、桃太郎トマトの品種が詳しく紹介されていて、名前を教わったんだけど忘れてしまった。
農家のプロには物足りない内容かな、と思ったのですが、ドライトマトなど料理にも触れられており、喜んでもらえました。

さて、このトマトのお味です。
陳腐な表現になりますが、果物のトマトと言えばいいでしょうか。

私は、野菜の甘みというのを誤解していました。
よくハンバーグやステーキのつけ合わせで付いてくるニンジンやいんげんは、甘いですが、あれは砂糖などで煮てあるのがほとんどです。
ああいった甘みは苦手なのですが、パイナップルなどのフルーツの清涼感のある甘みは大好きです。

このトマトは、フルーツの爽やかな甘さに野菜の濃さをプラスした感じでしょうか。
以前まで、送られてくるトマトを「美味しい、おいしい」と食べていたのですが、先日手伝いに行っていくつか気付いたことをメモ的にエントリ。

土が味を左右する

先ほど、トマトのビニールハウスが5つあると書きましたが、5棟は同じ場所にあるわけではありません。
3つのハウスが一カ所にあり、残る2つが道路を挟んで、100mほど離れた先にあります。

この4つと2つでできたトマトの味は違います。
種、水、肥料、日当たり、栽培方法などは同じ条件にも関わらず、味が違うのです。

土質の違いで味が異なるのです。
味覚には個人差があるので、どちらが美味しいなどとは言いませんが、私でも気付くぐらいの違いですから、誰でも分かるくらいの差があると思います。
これを聞いたとき、なんとなくナカムラミツルの言葉を思い出しました。

「人生は、かけ算だ
どんなにチャンスがあっても、君が『ゼロ』なら、
意味がない。」

あらゆる条件が同じでも、種を植える土、水をあげる土、肥料をやる土が悪ければ、美味しいトマトは出来ないのです。
地元では「美味しいトマト」として有名なので、少なからず質問を受けることがあるといいます。
そんな時、親父さんは包み隠さず話すのですが、それは、同じ味を真似することが出来ないと知っているからなのでしょう。
もちろん、土質が良ければ、適当な栽培方法で構わないというわけではありません。
でも先に挙げた、種・水・肥料・日当たり・栽培方法・土質の中で、最も重視するとしたらという問いに、迷わず土質を挙げていたのは、努力や運だけではどうすることも出来ない要素だからなのでしょう。

私はWeb制作やECサイトを運営しており、Web制作に関する情報には気を配っていますが、どれだけ情報を仕入れても、それを活かせなければ無意味どころか、情報収集に割いた時間が無駄になります。

種や日当たりで負けているなら、他に勝てる要素を探して磨いていかなくてはいけません。

続きます

コメント

  1. パソコンに疎い田舎の農家でも可能なネット通販の形態を考える

    田舎の農家と消費者をつなぐWebサービス
    前回・前々回の続きです。
    相方の実家が、農家という偶然で、農業というものを間近でみる機会があり、感じたことを書いてみました。
    私は他…