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読書

村上春樹の風の歌を聴けと、California Girlsの和訳

  • by

The Beach Boys

村上春樹「風の歌を聴け」

「風の歌を聴け」は村上春樹のデビュー作です。
移動中の列車で、読めそうな短めの文庫本ということで、まだ読んでいなかったのを購入。


それほど村上春樹の小説を読んでいないので、比較しようもないのですが、妙に淡々として軽い感じが好きです。
以前、話題になった村上春樹風に語るスレジェネレーターを思い出しました。

作品の中で、The Beach Boys(ビーチボーイズ)の”California Girls(カリフォルニア・ガールズ)”が登場するのですが、村上春樹氏の訳詞が気に入ったので、メモ的にエントリ。

ちなみに下のライブ動画は、詳細に書かれている通りなら1980.EnglandのKnebworthで行われたLiveの模様だそうです。
CDとかで聴くのと、ボーカルの感じが全然違う気がするのは気のせいか?

削除済みの為、差し替えています。

The Beach Boys “California Girls”

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翼はいつまでもとAve Mariaは読後と聴後が清々しい

The Beatles “Please Please Me

川上健一 「翼はいつまでも」を読んで

ビートルズの”Please Please Me(プリーズ・プリーズ・ミー)”を、日本語に訳すと”お願い・お願い・わたし”。

川上健一の「翼はいつまでも」を読みました。


感想はAmazonのレビューなどを含めて検索すると沢山でてきます。
というわけで、感想よりも、小説にでてくる音楽をピックアップしました。
まずは、目立たない存在だったヒロインと、主人公が近づくきっかけとなった2曲を。

1曲目は、The Beatlesの”Please Please Me” 。
ラジオで出会ったこの曲が、ある少年を成長させていきます。
肝心なところで勇気が出せなかった彼の背中を”お願い・お願い・わたし”がトンと押してくれるのです。

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馳星周の弥勒世を読んで川崎-沖縄ツーリングを思い出す

沖縄

馳星周「弥勒世」(みるくゆー)

馳星周の「弥勒世(みるくゆー) 」を読了。



米軍絡みということで、何となく、真保裕一の「栄光なき凱旋」を思い出しました。

私は10年近く前に1度、沖縄に行ったきりです。
旅行の計画を立てるのですが、気がつけば休みが取れなかったり、別の候補地に変更されたりと、2度目の沖縄に行く機会がありません。

10年ほど前、訳あって、私は当時住んでいた目黒のアパートを引き払い、バイクで沖縄を目指すことにしました。

今となっては記憶はあやふやですが、ルートを思い出してみたいと思います。
地図などを見ながら、こんな感じじゃなかったかなという想像を含めつつ。
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まぼろしハワイ(よしもとばなな)を読んで、心に響いた上司の言葉を思い出す

ALOHA HAWAII

よしもとばなな「まぼろしハワイ」

よしもとばななさんのまぼろしハワイを読みました。
以前のエントリで紹介しておきながら、この前まで読んでいませんでした。

よしもとばななさんの本を読むのは、これが2冊目です。
初めて読んだのは、デッドエンドの思い出でした。
よしもとばななさんの名前があまりにも有名すぎて、何となく敬遠していたのですが、知り合いに借りた本を読んでから、世界中で翻訳され読まれているのが分かる気がしました。

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ディープでふしぎなハワイのおはなしSPIRITUAL HAWAIIを読んで意外な人物の名を発見

SPIRITUAL HAWAII

ディープでふしぎなハワイのおはなし

ディープでふしぎなハワイのおはなしハワイを読みました。
副題がSPIRITUAL HAWAII。
スピリチュアルという文字には、何となく抵抗がありました。
少し前にも、どこかのテレビ番組で、亡くなったことにされていた父親が実は生きていたなんて報道もありました。

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正直なところ若干抵抗のあった読書前でしたが、すんなり物語に入っていけたのは、1章目に書かれていた一言がきっかけでした。
著者であるタマラ・ピイラニ・エルドリッジの父親の従弟に、私も知っている有名なウォーターマンがいたからです。

何となく伝わりますかね?
初対面の人とのぎこちない会話の中で、偶然、共通の友人を発見した時のようなこの感覚。
いや、別にエディ・アイカウとお友達なわけではありませんが、 なんとなく嬉しかったんです。知っている名前が出てきただけで。
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