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馳星周の弥勒世を読んで川崎-沖縄ツーリングを思い出す

沖縄

馳星周「弥勒世」(みるくゆー)

馳星周の「弥勒世(みるくゆー) 」を読了。



米軍絡みということで、何となく、真保裕一の「栄光なき凱旋」を思い出しました。

私は10年近く前に1度、沖縄に行ったきりです。
旅行の計画を立てるのですが、気がつけば休みが取れなかったり、別の候補地に変更されたりと、2度目の沖縄に行く機会がありません。

10年ほど前、訳あって、私は当時住んでいた目黒のアパートを引き払い、バイクで沖縄を目指すことにしました。

今となっては記憶はあやふやですが、ルートを思い出してみたいと思います。
地図などを見ながら、こんな感じじゃなかったかなという想像を含めつつ。

TRAVEL ROAD

川崎からバイクで沖縄を目指す

目黒のアパートを出た後、諸事情により、しばらく川崎の友人宅でやっかいになっていました。
そして出発の日、まずは実家のある京都を目指して1泊目。
京都から大阪へ、 大阪〜沖縄行きのフェリーを探すものの、運航日が合わない為、足止めされるくらいならと、神戸〜四国行きのフェリーに乗り込む。
メモを取ってなかったのが悔やまれますが、おそらく香川県のどこかでしょうか?
夜遅くにもかかわらず、若い夫婦が経営する民宿に素泊まりで泊めて頂きました。2泊目。
とりあえず目的は沖縄なので、香川県から西を目指します。

これも記憶ががおぼろなので、地図を見ながら予想ですが、愛媛県の松山あたりからフェリーで九州へ向かいます。
北九州自動車道の高速を利用して鹿児島に行った記憶がありますので、おそらく北九州に向かったのでしょう。
もしくは大分県へ着いて、大分自動車道を利用して 北九州自動車道に乗り換えたかもしれません。
はっきり覚えているのは、 北九州自動車道で南下していくに従い、暑さを感じたことだけでした。
鹿児島に着くと、沖縄を目指すツーリングライダーが大勢いました。
その中で、埼玉から来ているといいHONDAのオフロードバイクの乗った(多分、XRだった気がする)人と、行動を共にする事になるのですが、その話は長くなるので別の機会にでも。

おそらく、こんなにタイミングよくフェリーに乗り継げないはずなので、フェリー乗り場だかどこかで野宿などをしているのでしょうが、記憶が定かではありません。

そもそも、目的は沖縄というよりも、鹿児島から沖縄にかけて海の上を通る国道があるという話をバイク雑誌で見つけて、その道を自分の目で見てみたいというのが目的だったのです。
もちろん、海の上を走る国道というのは、あくまで地図上の話で、実際に道路が通っているわけではありません。
久しぶりに気になって調べましたが、国道58号線のようですね。
海の上を走る国道58号線(沖縄ちょっと昔話)

10年ほど前、勤めていたお店を逃げだし、憧れの海の上を走る道路を求めて沖縄を目指したのです。
きっかけを与えてくれたのは、一緒に働く同僚でした。
「お前は、”これがいいな”と思ったら、例え周りに迷惑をかけようと、すぐに動けるやつだ」
今思えば強烈な皮肉だと気づくのですが、当時は今以上にバカだった為、逆に褒められているんじゃないか、くらいの勘違い野郎でした。

一緒に働くスタッフやお客さんに、文字通り迷惑をかけまくり目指した海の上の国道ですが、行動を共にするツーリング仲間と出会ったことで目的を忘れてしまい、58号線を探すこともせずに、フェリーに乗り込んでしまいました。

そんな事を思い出していると、花村萬月のたびをが読みたくなってきます。

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「馳星周の弥勒世を読んで川崎-沖縄ツーリングを思い出す」への2件のフィードバック

  1. トラックバック有難うございます。
    バイクで沖縄に来たんですね。つわものですね~
    10年前の沖縄は今も残っているかどうか・・・
    沖縄に住んでいる私でも時々知らない風景に出会いますから(^^;
    またお越しくださいね

  2. ピンバック: ALOHA YOUアロハユー Hawaiian Life

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