地下鉄のギタリストBusking in Londonを読んで
DOMON Hideaki “In My Life”
魂のバスカー 土門秀明
以前に”Desperado“を紹介してから、気になっていた「地下鉄のギタリスト」を読了。
読みやすくて、おもしろい。そして、じんとくるエピソードも良い。
そして全編を通して、筆者は本当に音楽が好きなんだなぁということがすごく伝わってきます。
個人的に気に入ったのは「赤ら顔のボブ」。
演奏前のチューニングに関して、地下鉄で弾くには十分だろうと、あまり気にもせずにいた時、先輩バスカーのボブが言った言葉。
この少しの音質の違いが稼ぎの違いになるんだ。お前も演奏家のはしくれなら、それくらい考えてやれ
路上ミュージシャンというと、個人的には趣味のイメージが強かったのですが、この本に登場するバスカー達にとって、地下鉄での演奏は生活の糧であり、生き甲斐だということが伝わってきます。
ちょうど、仕事に対して考えることが多い時期だったので、色々と考えさせられました。
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