社員をサーフィンに行かせよう-パタゴニア創業者の経営論を読んで その2
パタゴニア「社員をサーフィンに行かせよう」
前回の続きです。
社員をサーフィンに行かせよう「let my people go surfing」のパタゴニアでは、仕事中にサーフィンをする事は本当にかのうなのだろうか?
日経エコロミーにパタゴニア日本支社の方のコラムがありましたので転載させて頂きます。
イヴォンが「社員をサーフィンに行かせよう」と言うのには、企業経営上の確固たる狙いがあります。
「責任感」:今サーフィンに行っていいかどうかなど、上司にいちいちお伺いを立てなくとも、社員一人一人が責任を持って仕事の進め方の中で判断ができる組織を作る。
「効率性」:午後にいい波がくるとわかれば、仕事を効率的に進めることを考える。
「融通をきかせる」:いい波、あるいはいい雪がいつ降っても出かけられるように、日頃から生活や仕事のスタイルをフレキシブルにする。
「協調性」:周囲がお互いの仕事を知り、信頼し合っていれば、誰かがサーフィンに行ったとしても、病気になっても、あるいは育児休暇で休んだとしても機能する。
「真剣なアスリート」:パタゴニアはアウトドア製品を開発・製造、販売している会社であり、誰よりも自然やアウトドアスポーツに対する深い経験と知識を持っているアスリートを採用できる。
パタゴニアのような大きな会社を興すことは出来なくても、一緒に働くスタッフの個人を尊重しながら仕事する事はできるだろう。また、そうありたい。
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