レーシックを受けて1年半が過ぎた
2007年の夏にLasik(レーシック)を受けてから、不定期ですが術後の経過レビューをご紹介しています。
これは、自分用のメモという意味もありますが、これからレーシックを受けようと考えている方に対して、きちんとした利用者の感想などがネット上に少なかった為、少しでも参考になればという気持ちもあります。
前回のエントリが2008年の夏なので、それ以降のことを簡単に記します。
レーシック術後の視力
私がレーシックを受けた2007年の夏。術後半年くらい検診に通ってからの最後に受けた検診では視力は2.0でした。
その後、異常を感じることもなく、検診を受けることもありませんでした。
そして、昨年の9月に健康診断を受けた際の視力検査結果が両目1.5です。
あくまで主観ですが、術後1年半とはいえ、仕事柄パソコンに向かう機会が多く、目を酷使していると実感する私にしては、まずまずの視力をキープしているのではないでしょうか。
※一応、毎朝起きた後、仕事前にマジカルアイやってます。
レーシック直後にあったグレアや夜間の視界に関する不安も今ではありません。
パソコンでの作業が多い日の夜間はさすがに目が疲れますが、これは術前は更にひどかったので許容範囲か。
現在、特にドライアイの症状もでていません。
むしろ、私自身がレーシック被験者であるということを忘れていたくらいなのです。
近視手術感染で失明の恐れも
今回、レーシックの定期的な長期レビューを書いていこうと思い出したのはこのニュースがきっかけです。
19歳女性『失明の恐れ』 近視手術感染症 銀座眼科衛生管理ずさん(※リンク切れ)
同眼科で使用していた滅菌器は、別の医院から譲り受けた。開院した二〇〇六年八月以降、一度も点検していなかった。昨年九月に手術した患者が、角膜炎になった。溝口朝雄院長は感染症の疑いがあると認識したが、その後も手術を続けていた。溝口院長は「医師として非常に問題があった。点検整備をきちんとしていなかったことは深く反省している」と述べた。
実を言うと、レーシックを受ける半年前に、私がレーシックに興味を持って調べていた時、銀座眼科も候補にあったのです。
候補にあがった理由は、言うまでもなく破格の値段です。
確か当時10万円を切っていて、更にHPのクーポンを利用すれば更に割引きになるとか、そんなキャンペーンをやっていました。
結局、一人で受ける勇気がなくレーシックを一旦あきらめます。
今思えば、この時、値段だけで判断をして受けなくて良かったと思います。
不安な手術だからこそ信頼できるクリニックで
何故、私が神戸クリニックでレーシックを受けたかは、以前のレビューに詳しく書いています。
今思えば、銀座眼科の3倍近い値段なんですね……。
もちろん、値段が高いから安心ということでは決してありません。
私が受けたクリニックで、今後同じような騒動が起こらないとは限りません。
現在、レーシックによる副作用など様々な問題が指摘されています。
最終的な判断は自分自身です。
レーシックのマイナスの面も充分理解した上で、安心して任せられるクリニックや先生を見つけない限り近視矯正の手術に踏み切ることは難しいと、心配症の私は思うのです。