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スタジオジブリとパタゴニアの保育園

Aloha Pepe

社内に育児施設のある会社

悪人を倒せば世界が平和になるという映画は作らない—宮崎駿監督、映画哲学を語るという記事が面白かった。
前編ということなので、後編も期待。
特に興味深いのが「ポニョと同時に保育園も作った」のくだり。

私たちが作った『(崖の上の)ポニョ』という作品は、実際にスタッフに子どもが生まれて、その子どもを見ているうちに、「この子が最初に見る映画として作ろう」ということで、それを自分たちのモチベーションにして作りました。(中略)
私たちはジブリで働いている人間のための保育園を作ってしまったのです。地方自治体から補助をもらうと、いろいろややこしいことがくっ付いてきますので、好きなことをやるために、まったく企業負担でやることにしました。

働くスタッフの家庭環境を考えるということ

以前にパタゴニアの「社員をサーフィンに行かせよう―パタゴニア創業者の経営論」をご紹介しましたが、パタゴニアも社内に保育施設を設けていました。
これは、会社で働く社員の為を思うということは、社員の家族を含めて考えなくてはいけないのだと気付かされます。
手元に本が無いので、記憶が曖昧ですが、こんな記述があった気がします。

子供が社内にいることで、働く親の姿を間近に見ることができる、これにより子供達は親の仕事を理解し、幼い頃から働く親の理解を示すのです。

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これは最近読んだのですが、「仕事道楽」スタジオジブリも面白かった。
ジャンルを問わず、制作に携わる人には参考になる話もあります。
プロデューサーの苦労とディレクターの苦労。種類は違うんだけど、生みの苦しみっていうのは同じくらい大変で楽しい。
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