崩壊する食のモラル
「六甲の水」に不当表示 ハウス食品に排除命令(47News)
以前にご紹介したハワイの深層水は大丈夫なんでしょうか?
私はこのニュースを聞いた時に「まぁ身体に害がある物質が入っていたわけではないから」と一瞬でも感じてしまったのは少し異常なのではないでしょうか。
商品の中身を偽って表示するのは、違法です。
それが口に入れる食品であればあってはならない事件ですが、ここ最近の食に関するモラルや安全性に関するニュースが常識を越えていた為か、この六甲の水に関しては、それほど大きな扱いになっていないような気がします。
私は通販を中心にしたECサイトの制作や販促を手がけており、中には食品を扱われているクライアントさんもおりますので、こういった話題はすごく気になります。
ネット通販で競合他社に負けない為に
これから自社でECサイトを始めるにあたり、日々、売れている通販サイトを研究しているのですが、ジャパネットたかたの本当のすごさ(NBonline)を読んで、あるヒントを得た気がします。
先進的で全く独自のオリジナル商品(サービス)で無い限り、大抵は競合する商品との争いになります。
それはスペック(サービス内容)だったり、価格だったりするわけです。
ネット通販なら、同じメーカーの同じ商品でライバルと戦わなくてはならないケースもあります。
そんな時、いかにこの商品を買えば幸せになれるかを、懇々と説明するのも手かもしれません。
同じ製品ならば、どこで購入しても同じです。
ネットショッピングなら、お客様が購入する商品を絞り込んでしまえば、最終的には価格比較のサイトを利用して、最安値で買うという利用者も多いでしょう。
これは、どんなジャンルの商品でも通用するという訳ではありませんが、重要なヒントだと思います。
過剰なハッピーアピールは、それこそ公正取引委員会に目を付けられてしまいますので気をつけなくてはいけませんが、通販の成功は、いかにこの商品をここで買うことが、ユーザーの幸せに繋がるイメージを具現化できるかに掛かっていると思います。
一番の問題は、ネット上で高田社長のようなキャラクターを表現する難しさでしょうか。