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商品撮影(物撮り)についてのまとめ

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Jewelry Photography Tutorial

商品撮影のコツ

最近、物撮りをする機会が多く、ライティングを勉強したいと思っていたのでメモ代わりに。
どうでもいいけど上の動画、誰かに似てると思ったらイタリア代表のピルロだった。

さて、今までは「専用の機材がなくても工夫しだいで充分キレイに撮れる」と考えていました。
ところが最近、撮影の対象にECサイトの商品(アクセサリー)が増えてきたので、多少の出費で写真の質が上がるのならそれも良いかなと考えるようになりました。

商品を手に取れないネットショッピングでは写真の質が売り上げを左右しますからね。
あとは投資によって、少しでも撮影にかかる時間が短縮されるのもメリットだと思われ。

書籍はこのあたりを読みました。


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撮影スペース


このフォトスタジオがあると机で使うスタンドライトでも光が均一になるので便利です。
あとは光沢のあるものに余計なものが映りこまないという利点があります。

うちでは部屋に撮影専用のスペースがとれたので、白いアクリル板を下に敷いて、正面にも白いアクリル板。
サイドには必要に応じてカポック。
ライトにはディフューザーを付けています。なければトレーシングペーパーでも障子紙でもいいのでライトから直で光がいかないようにする。

レンズ

今まで寄れるズームレンズを使ってましたが、マクロレンズを買ったらすごく捗った。
ズームレンズでも、ある程度の画素数があればトリミングでなんとかできるけど、簡易マクロとマクロレンズでは質が違うというか……。腕がない分、機材に頼れということでしょうか。

ただマクロレンズを買う際に焦点距離で迷います。
予算を考えれば60mm、90mm、100mmのあたりが候補なのですが、一度撮影スペースを組んで、実際にズームレンズなんかで最適なワーキングディスタンスを探ってから検討すべき。私は90mmを選びました。

三脚

3WAY雲台必須。室内撮りなので外で使っているのより安価な三脚を使用しています。

商品写真で大事なのは色味ですね。
パソコンの画面で気に入ったものの、届いたら色が想像と違って返品したい……という方は結構いるはず。
店側としてもそういうミスマッチは避けたいので、色味に関しては非常に神経を使います。

撮影時の照明も重要ですが、やはり撮影後のレタッチが一番大事かなと。
もっとも、これに関しては閲覧者のディスプレイの問題も大きいので一概には言えませんが。

あと忘れちゃいけないホワイトバランス。少しでもRAW現像の手間を減らそう。

今はAdobe BridgeからCamera RawでPhotoshopという流れだけど、枚数が多い場合はLightroomの方が楽なんだろうか?


【2012 8/31 追記】
これもなかなか参考になった。特に金属を撮る時。

絶版なのか?図書館で借りました。

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